みなさんはニキビができたら皮膚科に行きますか?
私は高校から大学の学生時代がピークでニキビがひどかったですが、正直皮膚科に行きたくなかったです。理由としては、「お金がかかる」、「通うのがめんどくさい」、「ニキビで皮膚科って大げさ」と思っていました。
しかし、結論からいうと皮膚科に行ってよかったと思っています。上記のデメリットはありますが、皮膚のプロに診察してもらえるため、自己流で治すよりも良いと感じました。
今回の記事では、筆者の体験談をもとに、皮膚科の体験談や思ったことを書いていきたいと思います。

当時は1、2週間に1回のペースで受診していたので、今でもかなり記憶が残っています!
目次
はじめに
・筆者の肌について
まずは筆者の肌について、軽く自己紹介的なものを書いていきたいと思います。
- 高校時代から20歳ぐらいまでニキビが大量発生
- おでこと両頬が特にひどかった(これは治らないニキビ跡になってしまいました)
- アラサーの今でも油断するとニキビができてしまう
ざっくりとこんな感じです。肌の綺麗な美容インフルエンサーと比べて、ずっとニキビ肌と共に過ごしてきました。(需要があれば肌の写真を載せていきたいと思っています。)
当時はネットで調べた方法を色々試していましたが、どれも上手くいかず改善はしませんでした。
ネットで見て試していたアイテム・方法

当時ニキビがひどかった時は、このようなアイテム・方法を試していました。
- 洗顔料(アクネ菌に効くと書かれた商品)
- 化粧水・乳液(肌の乾燥を防ぐもの)
- 家で簡単にできる対策(ネット情報)
まず洗顔料はニキビに特化した商品、化粧水・乳液は肌の乾燥を防ぐ商品を買うようにしていました。これらの商品を買っていた理由は、アクネ菌の繁殖、肌の乾燥による皮脂の過剰分泌が原因であると自分で思っていたからです。どちらもドラッグストアで買っていて、ネットのレビューを判断基準にしていました。
家で簡単にできる対策として、「雑菌が繁殖するためバスタオルは共有しない」、「なるべく髪がおでこにかからないようにする」、「顔になるべく触らない」など挙げたらキリがないのですが、ネットの情報で簡単にできることはなるべく実践するようにしていました。
コスパ面や気軽さという点ではメリットになりますが、正直効果が実感できず根本解決には至りませんでした。
皮膚科に通うことを決めたきっかけ

私が皮膚科に通うことを決めたきっかけは主に3つあります。
・ニキビ悩みのCM
私が高校生の頃にテレビで、こんなフレーズのCMが流れていました。
「ニキビは皮膚の病気だから皮膚科を受診しよう」
もしかしたら覚えている方もいるのではないでしょうか?このCMを見るまでは、ニキビで皮膚科に行くという概念自体がなかったので、当時の自分としてはかなり衝撃的でした。
・気持ちの限界
これが自分にとって一番の決め手になりました。
市販の商品や家でできることを試していましたが、成果が出ずにかなり落ち込んでいました。さらに日を重ねるごちにニキビ跡も多くなり、気持ち的にかなり限界が来ていました。そのため藁にも縋る思いで皮膚科に行くことを決意しました。
皮膚科での診察内容

次に皮膚科に受診したことを色々と書いていきます。
・予約・初診の流れ
当時は学校帰りの途中にある皮膚科に行っており、平日であったため特に予約もしておりませんでした。
初診は、他の病院と同じように保険証と問診票の記入をお願いされるので、そこにニキビについて記入をしていきました。
※ただし、コロナの影響で予約が必須の病院も増えているため、受診予定の病院のホームページを事前に確認しましょう。
・医師のカウンセリングと処方薬
ニキビでの受診も珍しくないためか、医師も診断は慣れておりました。食生活や洗顔、癖(顔をよく触るか?など)について聞かれ、目視でニキビの確認をしてもらいました。医師は聞き取った情報をもとに、さまざまなアドバイスをしてくれました。(中には薬だけ処方して終わりというところもあるみたいです…)
そして、「エピデュオ」というピーリング作用の強い塗り薬を処方してもらっていました。
・ピーリング作用とは?
肌の表面にたまった古い角質や汚れを除去する働きのことです。肌のターンオーバー(新陳代謝)を促進し、ニキビなどの肌トラブルを改善しやすくします。
・エピデュオを使った感想(結果は後述)

私は医師ではないので、効果や作用・副作用についてはお話できませんが、実際に肌に塗ってみた感想を書いていきます。
おでこと両頬のニキビがひどかったため、おでこと両頬を重点的に薬を塗りつつ、顔全体にも塗っていました。
まず塗り始めて1週間は肌がヒリヒリしました。薬を塗った直後が特にヒリヒリを感じますが、しばらく時間が経つとヒリヒリが治まりました。塗った直後から寝る前の時間は肌の違和感を感じましたが、日中は肌の違和感は感じなかったため、私にとっては塗りやすい薬でした。また私の場合は、皮が剥けたり、肌が赤みを帯びたりはしませんでした。
塗り始めてから1週間が経つと、ヒリヒリもしなくなり、薬を塗っても副作用は特に感じなくなりました。肌が薬に慣れてきたのかなと思います。
注意点としては、顔と手が清潔なときに薬を塗ること(お風呂あがりなど)、保湿を欠かさずにやること、肌に違和感があってもニキビを触らないことだと思います。特に肌に違和感があると、無意識に顔を触ってしまいます。ニキビに触ってしまうと、より悪化してしまう可能性があるため十分に注意しましょう。

筆者はだいぶ副作用が出なかった方みたいだよ。薬を処方された時は医師の指示に従おうね。
治療を続けた結果

年月としては約1年半の間、病院に通っていました。結果としては、ニキビが減りだいぶ肌の調子が良くなりました。筆者の感想を書いていきたいと思います。
・治療を続けてみて
ニキビができたことで今まで以上に洗顔や保湿液にも気を使っていたため、塗り薬+αでニキビを治したと思っています。皮膚科に通うことで、定期的にニキビのプロからアドバイスを貰えますし、皮膚科にお金を払って通っているので絶対に治してやろうという気持ちにさせてくれます。(気持ちだけでニキビは治りませんが、努力はいい結果をもたらしてくれます。)
・継続することの大切さ
私みたいなニキビ肌の人は一朝一夕で治らないため、根気強くニキビと向き合っていくしかありません。正直、皮膚科に通い始めて数ヵ月はほとんど目に見える効果がなく、何度もこのまま治らないんじゃないかと挫折しました。しかし治療を続けていくうちに、ニキビのできる回数が減ってきて、治ってきている実感が出てきました。また、正しい洗顔方法や生活習慣を見直していくうちに、今までの間違っていた知識を改善し、将来ずっと使えるような知識を身に着けることができました。
最終的にニキビが完治するまでは治りませんでしたが、治療を継続していくことでニキビは良くなっていき、さらに一生活用できる知識を学ぶことができました。
まとめ
今回は筆者の体験談をもとに、この記事を書いていきました。
ニキビは肌の病気と言われているため、ニキビで悩んでいる方や早く治したい方こそ皮膚科の受診がおすすめです。実際に筆者も、皮膚科に行くのがめんどくさく、お金もかかるので躊躇していました。しかし自己流でニキビを治していくよりも、皮膚科に通った方が近道になると思いました。
皮膚科に通う際は、「ネットのレビューを見ること」、「通いやすいこと(場所・時間など)」を一つの指標として探していきましょう。
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